W 邸
2011年 07月 04日
皆さんこんにちは。建築戦場カメラマンの中尾忍です。今日はW邸の現場を訪れています。現在、外壁工事、木工事が行われているところです。W邸は天井が屋根裏部屋の様に斜めになっているため構造(骨組み)にも斜めの勾配をつけています。見た目だけ模倣し、内装の天井を斜めにしたらごまかせるという人もいるかもしれませんが、それでは本当の屋根裏部屋ではなくなります。構造そのものが空間のデザインになっていないと真実のデザインとは言えないからです。豊かな空間を作り出しながら、シンプルさによって無駄な工事をなくし、コストを最低限にする。予算には限度があります。より質の高い空間を最低限のコストで実現化するというモダニズムの思想と設計哲学は今多くの人々に本当に求められている気がします。
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