今治出身の画家、智内兄助の展示会が県立美術館で開かれている。先週、日曜日の空いている時間に足を運んでみた。
展示は彼の18歳頃の作品から現在までのものが展示されていた。中でも彼の娘を描いた一連の作品は以前から僕も興味があったので今回楽しみにしていた。見ていてやはり鮮明で創造的な彼の画風は素晴らしいと思う。しかもどこか神秘的なのである。生命の尊ささえ感じさせる。智内氏は和紙の上にアクリルを使った手法で作品を描いている。日本画だけれども人物を描いている部分はかなりリアリズムのある輪郭が印象的だ。日曜日以降は別の作品を展示するらしい。展示会が終わるまでにもう一度足を運ぶ必要がありそうだ。