鉄筋工事
2009年 06月 11日
鉄筋が図面どおりに配筋されていることを確認するため、僕は時々現場に足を運んでいます。
鉄筋は今回のI邸の場合、コンクリートの中に20cm間隔で縦横に配筋するように設計されています。一部の壁は、耐震壁としてそれらが2重(ダブル配筋)になっているところもあります。
今回はコンクリート構造の壁式構造を採用しているので、大きな柱や梁が少ないのが特徴です。住宅のばあい、建物の規模が大きくないので、構造もシンプルにつくることができます。防音性や耐火性に優れた、木造では得られない安心感や造形美をコンクリート構造では得ることができます。
鉄筋工事は建物の骨格の部分に相当します。きれいに寸法どおり鉄筋が入っていると、見た目も美しく見えてきます。
来週は型枠工事に突入予定です。
アトリエ・バウ 建築設計事務所 松山市 愛媛 四国 建築家