木造建築概論
2012年 11月 23日
この日は火事に強い木造建築をつくる、というテーマで木造建築物の防火性能技術や可能性をテーマに講義がありました。(講師:安井昇氏 早稲田大学客員教授:桜設計代表)
実際に木の厚みを加えることで防火性能の向上を研究されている先生が、様々な研究や実験、事例を紹介していただき、解説・法令の扱われ方、考えかななどを含め授業が進められました。非常に実務的なレベルの授業で、私はとても勉強になりました。大断面の木造構造物が認可されていく時代に入っていく中での課題等もこれから研究が進んでいきそうなお話がうかがえました。今週も学校を研究で燃やすらしいです。
>学校を燃やす実験:提供 安井昇氏
午後からは腰原幹雄氏(東京大学生産技術研究所・准教授)が講師で、新たな木造建築へ、というテーマで多層の木造建築の構造等について講義がありました。木を使う意味や木造化についての可能性等、様々な視点で木造建築について解説がされました。
愛媛でも大きな構造体の建物もいくつかすでに作られていますが、今後はもっと身近に大断面の構造物が扱えるようになってくる時代が近づいているように感じました。構造計算や申請は大変になるかもしれませんがエコな建築(特に中高層)には今後木材が多用されていくようになると思います。
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