狭小住宅にすんでみた 2
2014年 11月 01日
階段の話が出ましたので、階段と部屋のつながりについてもご紹介したいと思います。先ほどの玄関から2FのLDKに上がると正面にLDKに入る引戸がありますが、その脇にトイレの入り口もあります。階段室からトイレとLDK、2方向に入口があり、リビングの外で用を済ませられるように配慮しています。リビング内トイレも時々見かけますが、トイレの水の音や臭気等、できたらあまり音が聞こえないように配慮したいところだと思います。LDKとトイレの2か所に建具を設け、小さいスペースですが、お客さんが来られた際も何とか快適におトイレが利用できるように配置してみました。部屋を経由しないで独立した入口を設けることは家族やお客様のプライバシー保護にもなりますので、小さいですが、快適な間取りを目指してそのような設計としています。
子供が小さい時は就寝中に予測がつかない行動も予想されるため子供の手の届かないところにロックをつけています。
木造の住宅の場合、このような侵入防止の扉も既製品が市販で売られていますので、子供用品販売店等でお求めください。
廊下と呼べる部分は実は私の家では3階しかありません。約3mほどの廊下が主寝室と子供部屋の間にあります。階段を上って3階に上がるとこの廊下の真ん中にでてくる配置になっています。正面には中庭に出れるドアがありますが、主寝室と子供部屋も子供が成長すると親と距離を置きたがると思い、(私も反抗期と言われる時期を経験しましたので)廊下を設け、距離感を大切にしました。そんなことを話すのもまだうちの場合は10年以上先のことですが、先にそのようなことも配慮して作っておきました・・・。つづく
『アトリエ・バウ 住宅展 2014』は下記の日程で開催中です。
11月2日(日)、8(土)9(日)、22(土)23(日)29(土)30(日)
\\\//アトリエ・バウ 1級建築士事務所 松山市 愛媛 四国 建築家////\\\
毎週土日は住宅見学会・無料相談会(木屋町の家) 開催しています。 tel 089-989-8661
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次回は『中庭・趣味の部屋(多目的室)』を紹介予定。