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家具のデザイン2

 家具の話をもう少し続けてみたいと思います。一般的に家具は買うもの(商品)として多くの人は認識していると思いますが、たぶん40・50年前までは日曜大工で作ったり、依頼した木工職人が作ったりした(受注発注)が多かったと思います。中国からの輸入が今日の大量消費にまでまだつながっていない時代(MOTTAINAI時代~1960年代)、(一般家庭の平均収入が低かった頃)インテリアは箪笥やちゃぶ台のように質素なものだったでしょう。しかし質素なりにもインテリアとしての工夫や(細部の)職人技はかなりレベルが高かったと思います。それらは長持ちするだけでなく(材料・寸法・大きさ等は)生活に密着していたと思います。古い物がただ良いと言っているわけではないのですが、生活に密着した家具(空間と家具と人との関係)のあり方は考えていこうと思っています。
by atelierbau | 2005-07-27 23:48 | Comments(0)

設計事務所と作るオリジナルの家づくり


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