建築と絵画 2 Perspective “パース”
2006年 04月 27日
内観や外観を模型を作る以前にイメージを立体的に確認する際に何度も描く。この“パース”実は遠近法をとりいれた図法で、イタリアルネッサンス期より本格的に利用されるようになった。あの有名な画家であったレオナルドダビンチも“最後の晩餐”で画面の中に遠近法を取り入れている。
“パース”(透視図)は視線が上下左右に変わる度、その見え方も変わるので色々な地点から建物の内観・外観を確認するうえで必要な図法である。僕は設計する際は必ず書くようにしている。依頼主への打合せ資料としてそういった3次元のイメージ図も提供している。
イメージを確認する方法として“パース”(透視図)はルネッサンス以降、時を越えて現在でも僕らに利用されているのである。
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