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建築と絵画 2   Perspective “パース”

 設計プロセスで模型以外に建物をイメージする際に行う作業で、“パース”(Perspective)といわれる透視図の作成がある。
 内観や外観を模型を作る以前にイメージを立体的に確認する際に何度も描く。この“パース”実は遠近法をとりいれた図法で、イタリアルネッサンス期より本格的に利用されるようになった。あの有名な画家であったレオナルドダビンチも“最後の晩餐”で画面の中に遠近法を取り入れている。
 “パース”(透視図)は視線が上下左右に変わる度、その見え方も変わるので色々な地点から建物の内観・外観を確認するうえで必要な図法である。僕は設計する際は必ず書くようにしている。依頼主への打合せ資料としてそういった3次元のイメージ図も提供している。
 イメージを確認する方法として“パース”(透視図)はルネッサンス以降、時を越えて現在でも僕らに利用されているのである。

         アトリエ バウ 建築設計事務所 松山市 愛媛 四国 建築家

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by atelierbau | 2006-04-27 09:28 | art | Comments(0)

設計事務所と作るオリジナルの家づくり


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