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Model

住宅を作る時は1つのプロジェクトで2回はModel(模型)を作る。1回目(基本設計完了時)は1/100の大きさ、2回目(実施設計後)は1/50の大きさで作る(1/50のほうが1/100より2倍の大きさになる)。工事を進めていく時に役立つのは1/50だ。依頼者・工事関係者に3次元的に理解してもらうにはもっとも分かりやすい。理由としては、大きな模型を作っていくと、より細部がよく見えてくるからである。また建物全体がどうなっているのか鳥ではない限り普通は見えてこないアングルや高さから建物をぐるぐると見ることができることも面白い。(身長170cmの)人が普段生活している視界は地面から1.5mの高さで一定にしか見えてこない。つまり、普段は建物に囲まれている。そして、いつも建物は人より大きい。でも模型は自分より小さい。そのことで全体がより明確化される。そして、ふだん見えてこない側面が見えることもあるのだ。
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by atelierbau | 2005-07-29 22:19 | Comments(0)

設計事務所と作るオリジナルの家づくり


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