基礎工事
2008年 09月 04日
現場に足を運ぶと基礎鉄筋を施工する直前の状態だった。屋内の床下には全面コンクリート基礎(※ベタ基礎)を予定している。鉄筋を組む前、すなわちコンクリートを流し込む前に床下には防湿シートというビニールシートを敷いている。こうすることで床下の湿気をなくし、木が湿気によって痛むことを防止している。湿気があると白蟻などのリスクも高くなる。もちろん土台や地面から1m以上の部分には防虫処理をするので通常以上の配慮は行なっている。これから鉄筋の配筋が行なわれる。少しづつだが工事は進み出している。
※ベタ基礎: 建物の立つ部分全体に基礎を作ること。建物の外周だけでなく床下にはすべてコンクリートの一枚岩ができることになるので地震の際の揺れを建物全体で踏ん張ることができる。部分的な地盤の沈下の防止にも効果がある。
アトリエ・バウ 建築設計事務所 松山市 愛媛 四国 建築家