イギリスの建築2 |



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2005年 09月 22日
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by atelierbau
| 2005-09-22 22:02
| 建築 デザイン
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2005年 09月 21日
イギリスの建築で雑誌に出てくるものはハイテックな建築が多いが、一方では古い建物を保存している地域も多くある。むこうでは“LISTED BUILDING”という言い方で、そういった古い建物を総称している。そういった地域の再開発されている場所(Bermondsey)にもその当時(98年)見学した。(20世紀の初めこの地域は小麦粉・トウモロコシ・米を扱う商人たちで賑わっていた。一部はまだ続いて利用されている。)この地域の再開発は新しく居住者に魅力的な居住環境・仕事環境(事務所等)・レジャー・その他の産業施設を整備し、それまで古びていた町を活性化されたコミュニティー(地域社会)へ生まれ変わらせるという主旨で進められている。写真はConran Roche設計のぺデストリアンデッキ(歩道橋)で、住棟から住棟へとブリッジさせている。古い町の風景と、新しく手を加えた部分がうまく調和している。ロンドンの僕が気に入っている一つの風景だ。
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by atelierbau
| 2005-09-21 21:40
| 建築 デザイン
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2005年 09月 20日
7年ぐらい前(98年)まだ僕が学生だったころ、イギリスの建築学校AAスクール(Architecutural Association School of Architecture)のサマースクール(約3週間ぐらいのプログラム)に一人で参加したことがある。イギリスの建築を見学したかったことや、いろんな国の人達(学生や社会人)と建築について学んだり、話せたりする機会があるということで参加してみた。レム・クールハウス、ザハ ハディッド、もここを卒業して活躍していることから当時からも世界中から既にたくさんの学生が来ていた。いろいろ授業もあった。僕が特に印象に残っているのは、実際に現地の建築家の事務所を見学するという企画であった。僕が見学できたのは幸運にもMichael Hopkinsの事務所だった。中に入るといろんな模型があったり、パソコンで図面を書いている多くの人がいた。ハイテックなプレハブの事務所だったが、エアコンは使わず吹抜けに設置してあったファンが空気を強制的に循環させているだけだった。夏だったのでちょっと暑かったが、その中でがんばっている職員の人達を見てカナリ刺激を受けたのは確かだ。おかげでまだ建築の仕事を続けていられるのだから。
(写真はMichael Hopkinsの事務所のエントランス) ![]() #
by atelierbau
| 2005-09-20 23:06
| 建築 デザイン
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2005年 09月 19日
2年ほど前から健康に害(めまい・吐き気・目の悪影響・鼻水等)のある※ホルムアルデヒド等のVOC(揮発性化合物)に規制が始まった。(居室内における化学物質の発散に対する衛生上の措置~建築基準法施行令第20条の4) これらの化学物質が含まれる接着剤・仕上材等を使用した場合、頻繁に換気するように法律で定めたものだ。換気はトイレや洗面所・浴室等の換気扇によって行われる。害のある場合だと材料の入れ物や箱の表示マークにスター(☆)がない。星が4つあると一番害がない材料(F ☆☆☆☆)だ。2年以上前に家を建てた場合はこの規制がなかったので、気になる方は「愛媛建築住宅センター」で化学物質の測定をおすすめします。もちろん僕が今つくっている住宅はすべて(F ☆☆☆☆)の材料を使用している。
![]() ※ホルムアルデヒド等のVOC(揮発性化合物)とは: 室内が(暖房や自然光等で)暖められた時に接着剤・仕上材などの材料から放出される身体に有害な化学物質のことである。 #
by atelierbau
| 2005-09-19 22:40
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2005年 09月 18日
木製建具が美しく木造の外壁と調和するように、アルミサッシにも素材にあったコーディネートが必要だ。外壁がコンクリート打放し仕上げの場合、僕はシルバー系の色調でアルミサッシは統一する。その他の雨水排水・給水菅・吸・排気口も同じ色調にする。そうすることで各部分が全体の中で一体的に統一されるからだ。そういう“ルール(RULE)”で建物に秩序を与えるわけである。
わかりやすく言えば、“この洋服とあのアクセサリーの組み合わせ”と言ったところだろう。 ![]() ![]() #
by atelierbau
| 2005-09-18 22:58
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2005年 09月 08日
丹下氏の建築作品は香川県にも残されている。中でも有名なのが香川県庁舎である。日本建築の伝統美と近代建築の合理性が融合した作品だ。ここでいう伝統美は寺院・仏閣等で見られる垂木の美しさであり、合理性とはヨーロッパで開発されたコンクリート構造や鉄・ガラス等による建物の構成とその高層化である。このデザイン(特にファサード)の総合的なコーディネートのうまさがこの建物の象徴的意匠として存在感を与えている。
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by atelierbau
| 2005-09-08 21:27
| 建築 デザイン
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2005年 09月 01日
沖縄で働いていた頃、休日に地元の有名な建築をよく見学に行った。沖縄で働きたいと思ったのもいろんな建築に興味があったからだ。僕にとって優れた建築を見ることは一つの楽しみ(エンターテイメント)なのである。そして、本物を見ることがとても重要だと思う。しかも実際に建築(空間)は体験することができる。自分で見て・感じて、観察し、理解する。こういった経験の積み重ねが大事だと思う。写真は本島の与那原町の小高い丘の上にある聖クララ修道院礼拝堂(1958竣工)。設計は片岡献+SOM(Skidmore, Owings & Merrill LLP)。SOMは世界的に有名なアメリカの組織事務所である。当時在日米陸軍技術部建設部に勤務していた京都出身の片岡献氏。アメリカのSOM極東地区の指導を仰ぎながらこの設計をしていたと言われている。ファサードのステンドグラスが美しい。
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by atelierbau
| 2005-09-01 21:33
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2005年 08月 31日
僕がその次に働いた事務所は㈱越智アトリエという会社である。会社は那覇市の首里という地域にあり、首里城が近くにある。僕は原広司の設計した城西小学校を見学するためこの辺りを偶然通りかかった。その時にこの会社の建物を発見。周辺を見学していたところ、幸運にも中を見学させてもらえた。建物は8角形の形をしていて11階建。コンクリート打ち放しであった。3階と1階が道路に接していて、事務所(2F)は喫茶店(3F)の下にあった。日曜だったが、偶然職員の人がいたので「仕事を探している」と言ってみたら、代表の越智史郎氏が自宅(8F)から下りて来てくれた。話をしていると、どうやら愛媛の人ということが分かり、後でこの事務所に入る(3年程過ごす)きっかけとなった。僕の記念塔的な建物となったのである。
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by atelierbau
| 2005-08-31 22:19
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2005年 08月 30日
僕が初めに勤めた会社(㈱具志堅建築設計事務所)は事務所が那覇市と宜野湾市の2つあった。僕が勤めていた那覇の事務所では民間の仕事が多かったが、時々宜野湾市の事務所の仕事もしていた。宜野湾事務所では米軍及び自衛隊の施設の仕事を主に扱っていた。いわゆる「基地」の仕事である。そして、そういった仕事は防衛庁での競争入札で決まっていた。この関係の仕事は米軍統治下時代からずっと現在も続いている。
こういった「基地」からの地域社会への影響は建築だけではない。基地で普段訓練をしている若い米兵(平均20歳代前半)達は週末近くのバーやクラブへ姿を現す。基地周辺にはそういった客を相手にする店が多い。そのため看板も英語だ。音楽・言葉・食べ物・アイスクリーム等いろんな文化が基地から発進されている。そして基地の近くはいい商売の場所なのである。 僕がいた那覇の首里という地域ですらアメリカのテレビ番組が1日中見ることができた。初めて社会人になって働く場所としては、刺激のある場所である。 …つづく。 #
by atelierbau
| 2005-08-30 22:06
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2005年 08月 29日
大学を卒業後、短い欧州旅行を終え、僕は沖縄へ向かった。那覇空港に到着。当時の那覇空港は昔の空港で、小さかった。基地の関係もあり、外国人も多かった。とりあえずこれから働く仕事場(㈱具志堅建築設計事務所)までタクシーで向かう。日差しが強く、僕は目を大きく開けることが難しかった。タクシーの窓から見える飛んでいる飛行機も少し形が違う。見えるものすべてが新しい。(そう、僕はついに沖縄に来たのである。) …つづく。
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by atelierbau
| 2005-08-29 21:03
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